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2時間で10万pt 2023/05/29
ある日、午後という不利な時間帯にもかかわらず2時間で10万ptを稼ぎ出すという中々すごい子がいた
そしてその店舗スタッフはがんばったその子にこう言った
「2時間で10万ptすごい! 1時間で5万ptじゃん~まじすごいよ~」
そして小うるさい僕はそのほめ方に危機感を覚える
「10万ptすごい!本当にすごい!」であるべきだと!
僕は時速をあまり褒めたくない(作戦分析上必要な時を除く)
時速王を目指してしまって結果その子の人生が台無しになるからだ
時速王とは、「本気だしてないけどちょっとやっただけで結構すごい王」である
そこで大問題なのは「本気だしてない」ことである
環境や本業の兼ね合いもあるだろう、だがそんなのは言い訳でしかない
副業でも構わないこのチャットレディ、本業であるべきなどど押し付けることもしない
本業が忙しくあまり長時間は入れないという言い訳を僕は否定はしないが支持もしない、ひたすらスルー対象
もし彼女が「私の存在価値は【時速】なのよ」などと謎の生物に進化してしまったらどうするのだろうか
そんなことで成し遂げられる物事はない
子育てでも似たようなことを思い出す
「パパ!全然勉強しなかったのに統一テストで80点取れたよ!すごくない?」
と喜び駆け寄ってきた息子に
「全然勉強しなかったことを自慢してくるおまえはギャグセンス高いな」
と一蹴したあとに「80点はかなりすごいけどな!」と慌ててフォローした
時速が高いことは悪いことではないし、そこには奥深いテクニックの研鑽が必要だ
良いことであることは間違いない
だがそこにアイデンティティを見出した人は最終的に花も咲かずに朽ち果てていくだけなのだ