事務職、実は世間では差別用語の意味が含まれていることが多い
元事務職です！（これといって能力が低いです！）
と解釈されてしまったりしがち
巷では上司から「あのExcelやっといて～」と軽く振られ、あたかも誰にでもできるような、そして下賤な仕事であるかのようなニュアンスをこめて依頼され、命令通りこなしたとしても褒められることは決してない、それは事務仕事だから
片や、同じ社内でも営業マンが1件でも契約を獲ったりするとそれはクリティカルな仕事として褒めたたえられ、そして歩合給として給料に＋がついてそれはもうおめでとうパーティー＠麦わら海賊団のごとく骨付き肉片手に宴がはじまる
この差はなんだ？
きっとこう思われているはずだ→誰にでもできる入力仕事に対して、選ばれし有能者のみが出来るおしゃべり仕事
要するにそういうことである

だが僕はその意見に100％アンチである。
ポジショントークではない根拠として僕は営業マンタイプである
飽きるほど営業面で褒めちぎられ育ってきた
だからこそ思うことがある

事務仕事をバカにするものは必ず墜ちていくと

例えるなら昭和の夫婦
俺様が外でがんばってサラリーを稼いできてるんだ！！　夕飯もできてないお風呂も用意されてないとはどういうことだ！！この無能専業主婦めが！
という前時代的クソ親父となんら変わりがない
そんな大多数クソ親父たちがやがて　「亭主元気で留守がいい」なんてことわざを妻たちの間で大流行させ、早く氏んでくれなんて思われてしまって
そして令和に残ったのはセミのぬけがら無気力親父達

つまり言いたい

有能（とされている）ほど足元をすくわれることになる　それは事務仕事を軽く見るからだ

僕には尊敬する職業がある
専業主婦と板金屋と役所の事務職だ
飴をもらうことなく鬼気迫る迫力で猛烈に正確に大量の仕事をこなしている　本当に頭が上がらない
調子のいい適当なおしゃべりをしてお金を稼ぐ僕たちが呑気に生きられるのはそういった下支えしてくださる人達がいるからだ
僕たちは有能ではないのだ
忘れてはならないし、僕たちもまた見習って事務仕事を研鑚しなければならない