根拠ある自信にあまり価値は無く、根拠のない自信は無限大に尊い。
コレが持論です。
僕の成績は学年1位だから僕はすごい。
こんな風に自信がある人は、成績が学年2位になった瞬間に僕なんて爆発して海に散骨されたほうがいい！４にたい！
等とちょっとしたトリガーで一瞬にして自己崩壊を起こす。高学歴な人や高収入だった人が落ちぶれる事が割とよくあるのはこういう図式から来ることだ。
逆にこういう変な人がいる。
僕は地球でただ一人かめはめ波が打てる気がするから僕は世界一すごい気がする。
こんな風に頭のおかしい根拠が全くなさそうな自信を持つ人から自尊心を奪うことはかなり難しい。　かめはめ波が未来永劫打てないことを証明する出来事は起こりえないから、そんな彼の自信を奪うことは未来永劫出来ないという＝につながる。
実をいうと上記2パターンの自信のある人事例ははどちらも僕個人の事である。
中学で勉強ヲタになった僕は中1で埼玉県でトップの成績を獲るも、中2で学年1位に落ち、中3ではクラスで3位。高校1年で学年ビリから2位（ビリ1位は某吉祥寺の彼）と分かりやすいくらいに成績が下がっていった。
ここで本来ならば僕は価値がなくなったから爆発後に海に散骨されるべき、となるのだがもう一つの湧き上がる自信が僕を支えてくれたんだ。
「俺は絶対にかめはめ波が打てるし世界を救える」という3歳児並みの思考がいつになっても頭を離れない。　※今でも離れない。
だから僕は沢山の失敗をしても元気で居られる。引きこもりをしていた時もなんの為にもならないけどパソコンゲームで天下とったるどー！等とおそらく世界で一番元気で燃える引きこもりだったと自負してる。

最近は「自己肯定感」などという言葉が大流行し、私自己肯定感低いんです～と呪文のようにみんながみんな一生懸命呪いの呪文を唱えてる。
それもまた一つの賢い生き方だろう。失敗しても「私ごとき失敗しても当然さっ☆」と気持ちが傷つくことから回避できるメリットがあったりするのかな。
人それぞれ。必ず自己肯定感を持てとは思わない。

だけど、もしも自己肯定感が欲しいと願うのならば一つコツがあると思う。
自分の身の回りの同じレベルだった子がかめはめ波を撃ちまくりながら成りあがっていく姿を近くで目ん玉ひん剥いて眺めてみることだ。
こいつにできたならワイにもできるやろｗｗｗｗ　みたいな感覚になっちゃえばいい。ナメちゃえばいい。インスタの嘘かほんとかわからないインフルエンサーを眺めるよりもよほど事実でリアルなんじゃないかと。
すごく雑なアドバイスだが、今更思考の転換を試みる事よりもずっと現実的なんじゃないかと。

僕にとってそれはドラゴンボールの孫悟空だった。