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前置きが長いと相手にされない 2022/10/29
物事は結論から言う。
良く言われるビジネスで良しとされる話法。
逆にダメな話法は過程を時系列の順番通りに説明をして最後に結論を言う事。※感情的な人に多いですね
こんなことは昔から言われ過ぎ、擦りすぎな話題なのでここで一旦終了。
逆にこれが斬新な話題に感じたり、ハッとした人は本当に要注意。
それでここからが本題で、皆さんは誰かに文章を書くとき、具体的に「どのように見られるか」を意識しているでしょうか。
ここでいう「どのように」は本当に突き詰めたどのように表示されどのように開かれるかという具体的な見られ方のことです。
例えば以下のような文章があるとしましょう。
題名:先日のご提案内容の件
お世話になっております。株式会社パソコンの担当山田です。
先ほどの件ご報告ありがとうございます。
もし今後こちらの件で少しでも進捗がありましたらご報告頂けると幸いです。
株式会社パソコン
第2営業部 山田つぼみ
一見すると常識のある社会人合格文章。。ダメ出しポイントなど皆無なように見えますね。
ですが、この文章は相手にされない悲しい文章なのです。
なぜならこういった文を見る際、現在ではスマホの通知欄の2行程度のチラ見で自分にとって急用か、そうではないかを振り分けるのが最近のトレンドだからです。
そうすると、送信相手のスマホにはこういう風に見えます。
題名;先日のご提案内容の件
お世話になっております。株式会社パソコンの担当山田・・・※しかもポップアップ通知は数秒で消える
この部分だけをチラ見して、改めてそのメール内容やLINE内容をタップするかどうかを判断しているのです。
これではタップしないですよね。 後で良さそうだし今は開かなくていいや。。と判断して忘れ去られてしまう典型的な駄文ということになってしまいます。
なのでこのように文章を書くべきです。
題名:進捗あり次第ご報告下さい
株式会社パソコンの担当山田です。
もし今後こちらの件で少しでも進捗がありましたらご報告頂けると幸いです。
また、ご報告ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
株式会社パソコン
第2営業部 山田つぼみ
そうすることで相手のスマホ通知欄には
題名:進捗あり次第ご報告下さい
株式会社パソコンの担当山田です。
が最初に表示され、明確に「山田が進捗報告を欲しがっている」
という結論が端的に伝わるのです。
00年代のEメール文化は終焉を迎え、当時の良しとされるマナーは現代において損をする文法となってしまったことに気がづいている人がどれだけ居るでしょうか。 スマホ通知欄を意識して最重要結論を2行で伝えて、マナーはそのあとにでも後付けで書いておけばいい。むしろ新しさすら感じるのでは。
そんな時代だと思うのです。
さてログインメール、明日から意識を変えていきましょうか。