僕はこの仕事を始める4年前までチャットという存在すら知らなかった
右も左もわからなかった僕にはスタッフ業務において師がいた
彼は全国でも指折りの実績を誇る単独経営者でたった一人で3店舗を繁盛させていた人間だった
ホワイトボードで色々きっちり説明するのがとても上手く表現力も多彩で
パチンコチャット・・・常連さんのいないチャトレが「今日も誰か来ね～かなぁ・・・」となんとなくPC前に座り続け新規客を待つ事
ごらん系おじさん・・・なにかお願いするときに謎に「〇〇してごらん・・・」と必ず語尾にごらんを付けてチャトレを傷つけるコミュ障
みたいなおもしろ語録を作った人である
とても面白かったので最初の3か月でとにかく電話電話電話訪問訪問電話電話・・で色々聞きまくった日々を送った

そこで一番印象にのこってるやりとりがある

僕「そもそも師匠はどこで誰からこれらのコツを教わったんですか？」
師「もう辞めてしまったけどfanzaの過去の歴史で一番売り上げを作った娘とやりとりしているうちにたくさんの事、そしてほとんどのことを学んだんだ」
僕「そうか！そもそも女性から教わったんですね！なるほど正しい！」

それを聞いてすごく安心した記憶がある
男側の独りよがりの机上の空論じゃなく、生の女性の、しかもトップの女性から学んだ事であれば参考度は計り知れない

それから4年が経ち、あの頃の師から聞くことのできなかったさらに深い領域を現場の女性から色々学ばせてもらっていて
こんなやりとりから極めて高尚な学びを得たことがある

僕「あのお客さんの暴言はあまりにも、あまりにも酷すぎると俺は思う！だからＢＡＮ申請をこちらからしておこうか？」
レジェンド「お気遣いほんとうにありがとございます！　もしこの先で私がもう限界！と思ったらお願いしてもいいですか？それまで全力で頑張ってみます☆」

そんなやり取りからもう1年が経つが。。そのレジェンドは今、暴言お客さまだった人と日々仲良くチャットで会話をしている

この仕事でいくつか見た奇跡の1つです
貴女はこの小話から何を学びますか
僕がこれに一つタイトルをつけるとしたら
×客商売なので暴言くらい耐えなさい　　ではなく・・
〇限界は自分で決める