ある業種のトップを走る社員数4000人の大きな会社の経営者がいました。
彼は学生のころからいつも「100年先に残る会社を作る」と豪語していて、誰よりも真っすぐに走っていました。
会うたびに悟りの階段を上ってオーラが濃くなっていく、男として逞しくカッコよく生きていました。
そんな彼の会社がとあるスキャンダルによって倒産の危機になりました。
さすがの彼も、うつ病のようになってしまい、自宅に籠るようになったのでちょうど暇人な僕は彼の家に入り浸ることにしました。
「今破産の手続きをしてるんだよね。　参っちゃうよね。15年やってきたがさすがにもう無理だ。昔話でもしようぜ。。」
資産らしきものはもう何もない。時計も売った車も売った馬も売った。なんだか家の中もガランとしていた。
そんなガラーンとした家の中、ポツンとおいてあったMacbookpro。新品のまま開封すらされていない異様な光景からふしぎな光を放っていた。
僕は聞いた「これは売らなかったの？　てか開封すらしてないじゃんｗｗ」
彼は言った「それはね、破産前にあえて買っておいたんだ。マックさえ1個あればなんとでもなるし飯食っていけるからさ！未開封だけどｗｗ」

その言葉が今でも人から聞いた名言ランキングベスト10に入ってる。

天国から地獄に行こうとしているときに蜘蛛の糸替わりのマックブック。
なんてロックでかっこいい。

あれから5年がたち、彼はマックブック一つで新しい上場企業を作り、生き生きと新しい仕事に打ち込んでいます。

あなたには「いざとなったら〇〇すればなんとでもなる」という根拠と発想がありますか？
とりあえずソレを作りませんか？

それが今の強さ、そして未来への強さにつながるんです。