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うどんの国から来た男 2022/11/02
昔マネーの虎という番組が人気だった。
当時学生だった僕は血気盛んで、すごい社長たちから何百万というお金を借りるためにはどんなプレゼンをしたら良いのか~
という視点で「ワイならこういう風に言うのにな~この志願者プレゼン下手だなぁ~」などと日々シミュレーションしながら楽しんでいた番組の1つでした。
今でも覚えてる回があって、融資希望の志願者が「うどんの国から来た男」と名乗った回がとても楽しかった。
また融資金額が2000万円なのだが、なんとそれはうどん屋をやるための自宅、土地購入資金だという。
大社長たる虎たちはそれにブチ切れた。
「なんでおまえのおうちを買ってやらんとあかんねん!!」と。
たしかにそうだ。ビジネスの必要経費に自宅を要求する男。 なんと図太いんだ。と当時の僕も腹を抱えて笑ってみてた記憶がある。
当然プレゼンは失敗し、一円も融資してもらうことは叶わなかった。
だが時は経ち、、、現在は手打ちうどん 咲楽という超人気店に成りあがっている。すごく良い店で味も超美味しいらしい。
当時すでに大成功していて、且つ人を見る目があったであろう社長達はなぜこのうどん屋さんが成功することを見抜くことが出来なかったのか。
また、今なら分かる成功するポイントはどこらへんの発言から発見することが出来るのか。
改めて見直してみた。
自宅を仕事場にすることを前提としている全身全霊の覚悟
うどんを世に伝えることは僕の使命だという発言。
このあたりだろうか。
確かに、住まいと仕事を一緒にする覚悟があるような人は成功する可能性は非常に高いと思う。
特にこのライブチャットの仕事にもそれが言えるような気がするなぁ。
また、金かね金が欲しいハァハァという動機ではなく「使命」という言葉を背負っている所も、挫折しづらい動機の一つなのではないだろうか。
なるほどなぁ。深い。
などと連想していた昼下がりでした。