NO.1にならなくてもいい、もともと特別なOnly One
僕が学生の時にすごく流行した歌の歌詞。
当時のこの歌詞への感想は、負け犬臭がしてすごく嫌いだった。
耳障りのいいフレーズに大衆が癒される魔法の言葉、、正直ダサいと思ってた。
でも今は違う。
この歌の示す意味はきっと幸せになるためには人と比べない事が大切ということ。
自分なりに自分らしく、君はすでに、もうとっくにオンリー１なのだ！ということ。
他人と比べて戦うことは時に美しく、思いもよらないスーパーパワーが出てくることがある。
でも、終わりがない。戦いに終わりがない。キリがない。むり。
それは不幸なことじゃないかな？
自分なりの目標を立てて、それを達成したら喜ぶ。朝起きたら朝日に感謝して夜はご飯に感謝してぐっすり眠る。
こういう基本的な幸福感を忘れてしまって、いつまでも他人と比べながら劣等感に悩まされ焦らされ、やがて萎れていく。
そういう人をたくさん見てきたから、今２０２３年の僕はこの歌詞がだいすきです。
やがて大人になるにつれて、やれ「あいつが家を建てた！」やれ「あいつがベンツ買った！」どれ「あいつがバーキン持ってた！」それ「あいつが有名になった！」キィ「あいつが結婚した！」
などと終わりのない、無限の戦いに巻き込まれていく人が多いからこそ、今現在、ちょっと藍色にそまりつつある青春の最中でとても多感な皆に言っておきたい事でした。